っていう年を過ぎて早幾とせ。
40歳になった頃はあまり考えもしませんでしたが、もう人生半分残ってないのですね。
絶対時間でも(体感時間だと人生80年だとして20歳位が折り返し点という話ですね)。
漠然と後40年あるような感じ、同じくらい残ってる感じがしてたんですが、生き物はいつ死んでもおかしくない。もうちょっと身の回りを綺麗にしといた方が良いんじゃないかなって、ようやく思い始めました。
僕、急死したらルネくんのオレンジセットとか、全部捨てられそう、勿体無いって思います。
アラフォーって団塊ジュニアが40に差し掛かるころ、しきりに言われ始めたように思いますが、未だにアラフォーだと思い込んでいる団塊ジュニアの皆さん、40過ぎた時点でアラフォーって言わないみたいですよ、潔い人は。少なくとも四捨五入で40ではないみたいですな。
勿論詳しい定義とか知らないし無いのだろうとは思いますが。
先週土曜日、会社で不機嫌なヤナ感じの集まりがあったのですが、今年還暦になる人が「若さの秘訣は前立腺」って力説していて、ちょっと聞いていたのですが「俺は若い」って思っているみたいで、うーんこのって思いました。「~さんと比べて若い」って言うのが論拠っぽかったのですが、うーんこの。
60の人が、58に見えた所でそんなん誤差の範囲ですやんっ、何かいいことあったんですかね?って言いたかったんですが、やめました。
その日僕は、彼の歩く姿を見ていて「なんか足の萎えたジイさんみたいな歩き方してるな」って思っていたので言いたかったんですが、やめました。
言っても面白く無いしね。
なんか酔っぱらって居られるようですし。
人を遠くから呼び寄せておいて、自分たちだけ酒を飲むってなんだよって、後から思って腹が起ちましたが、僕も気をつけようって思いましたよ。
僕最近ようやく気づいたのですが、年齢を上に見られようと下に見られようとムカつきますね。
上に見られると「老けてる」ようですし、下に見られると「給料安そう」「ちゃんとしてない」ようですし。
僕は悪いとこのハイブリットなのですがね、だから余計にムカつくのです。
先月くらいに僕の1歳年長のハトコが無くなったらしいです。
この人、皆さんご存知ないと思いますが、結構優秀な人だったようです。
偶然にも僕と同じ名前で(ジリゾノフではないですよ)。
「甘いマスク」「高身長」「勉強得意」「運動得意(水陸球技いけるタイプ)」「空気読める」「気が利く」「優しい」「統率力がある」「カツオ的に社交性がある」「酒強い」「婆さんにモテる」
等々、僕の完全上位互換な人でした(酒強いとかは成人してから判明したことですよ)。
僕は、おばあさん子でしたので唯一「婆さんにモテる」は根拠の無い自信があったのですが、僕の婆さんから「あの〇〇君はこうだった、偉い」とか聞かされると、へいへい不肖の孫ですいませんねえ、っていう気分になったものです。
ちょうど僕がきっ☆びっ☆ だぁーん ってやってた頃、その彼は仕事が忙しくて、どっかで引っ掛けた風邪をこじらせて、肺炎エンドだったらしいです。
肺炎ってのは厄介なもんで、体力のない状態だとまずアカンですね(むしろ肺炎は、体力のない死ぬ寸前の状態なのでしょう)。
「仕事が忙しいっ」て、早死の理由あるいは言い訳としてナシだと思いませんか、忙しい皆さん。
疲れているのよモルダー。
黙祷します。